以前にも新入社員の人たちへ書いた記事があるのですが、その続編です。
前回は「仕事は70%の力でしよう」ということを書きました。
その時の記事はこちら。
今回はもうひとつ重要なことを伝えようと思います。
それは「出来ないことはするな。出来ることをもっと伸ばそう。」ということです。
多くの新入社員は今研修中でいろんなことを勉強中だと思います。その中でいろんな会社のルールや社会のルールを学んでいることでしょう。
そして仕事のことを教わって、いろんな知識を吸収していると思います。
ここまではいいことなんですよ。
ここからが大切です。
この得た知識の中で自分が出来ること、出来ないことを見つけてください。
この際に大事なことは自分の基準で出来るということではなく、他人と比べてどうか?ということです。
あくまで客観的基準で見ることを心がけましょう。
出来ることは?
これは簡単です。
そのまま続けて、自分の長所、強みにしましょう。
たいていの場合、出来ることは自分が好きなことが多いですから、多分続けられると思います。
ただ自分が嫌いなことなのに、客観的にみて出来るということがあります。
この場合は自分が悪いんじゃありません。
会社が人員配置を間違えていることがほとんどです。
希望の配属にならないならすぐやめるというのも手ですよ。すぐやめた方が、まだ新卒いう形で取ってくれるところありますからね。
出来ないことは?
これもまず分けることが重要ですよ。
まずは努力して出来ることか出来ないことかを考えましょう。
そしてその際大事なのは、努力をするだけの価値があるかを考えましょう。
この努力をすることによってその能力が身につき、他人より上のレベルになれ、自分の価値が上がるということであれば努力する価値ありだし、やるべきです。
これはその人がその人の人生で何を求めているかで変わります。自分の目標(売れっ子営業マン、経理のスペシャリスト、クリエイターなど人それぞれだと思います)
そして努力しても出来ないこと、努力しても他人を超えられないもの、努力して結果を出しても自分に取って価値のないもの、こういうものはすっぱり辞めましょう。
なぜなら時間の無駄だからです。
よく頭の硬いおっさん上司からは、努力すること、耐えることが大事だ、とか言いますが、そんなことはありません。
出来ないことからは逃げた方が人財の価値は高まりますよ。
だって会社には自分が出来ないことが得意な人が絶対いるから。その人に頼ればいいだけですからね。
出来ないことがなくなって、なんでも平均的に出来るような奴は会社から使い捨てにさせられるだけということに気づきましょう。
会社からしたら都合のいい人材ですからね。
まとめ
社会人になって大事なのは、あくまで他人と比較するということです。
他人と比べて自分がどの段階にいるか、これをいち早く知ることが成長するか出来ないかの分かれ道ですよ。
ただ残念なことに多くの人が会社から言われたことを正だと思いやってしまうんで、気づかないんですけどね。
他人と差をつけるチャンスですよ。