皆さん学歴って気にしますか?
最近は学歴なんかなくても仕事ができる人も多いし、学歴なんて関係ないっていう意見もよく聞きますよね。
ちょうど2月という時期は私が入試をした時期なので、ちょっと入試関連のことを書いてみたくなりました。
一応私も世間的には優秀と言われる慶應義塾大学卒業という学歴を持っているので、まずは学歴について私が思うことというのを書いていきたいと思います。
学歴と社会に出てから実力について
私は今でこそ東証一部上場の企業に入社しましたが、入社した当時というのは上場していませんでした。
上場していない建築企業というと、皆さんのイメージ通り、学歴なんてある人の方が少ない、そんな会社でした。
だって、私の慶應義塾大学が学歴で一番ですからね。
普通の一部上場企業って、だいたい東大がいて、京大がいて、一橋がいて、っていうイメージで、慶応なんて2番手、3番手っていう位置付だと思います。
ただ全然学歴のある人のいない会社でも、企業は業績を上げ一部上場まで果たしました。
だから学歴と社会に出てからの力というのは全く違うということは言い切れます。
いくら学歴が優秀でも、仕事のできない人はできないですし、逆に学歴がない人でも実力がある人なら社会で活躍できます。
じゃあ学歴なんて必要ないの?
社会に出てからの実力が大事なら、別に大学なんて行かなくていいや、とかそこそこの大学でいいや。と考える学生の皆さんもいると思います。
ただちょっと待ってください。
社会に出たら学歴なんて関係ないことを目の当たりにした僕だからこそ、言えます。
「絶対勉強はして、いい大学に入っとけ!!」
なぜこんなことを言うか。理由は2つです。
①当たり前だが、昔とは時代が違う
学歴なんて関係なく、成果を上げてきた人たちというのは、みんな50歳前後の人たちです。
50年前と今とでは時代が全く違います。大学に行っていない方が普通の時代でしたからね。
ただ今は大学に行くのが当たり前になっています。
この大学に行くのが当たり前の時代に大学に行っていないことの方がマイナスです。
特に昔は優秀だが、お金がなかったとかの経済的理由で大学に行かなかった人も多数いると思います。
今はお金の問題はもちろんありますが、昔ほど重くはないということです。
奨学金とかでなんとかなりますからね。
②やっぱり学歴の高い人は相対的にみて優秀な人が多いという事実
これは私が大学に入って、そして社会人になっていろんなセミナーに参加して感じることです。
やっぱり学歴の高い人は考えていることも、いい意味で周りに影響されているからか、レベルが高い気がします。
この理由というのが、私も最近になってようやく分かってきました。
それは学歴の高いと言われる大学に入るといい意味で人間勘違いします。
勘違い理論
・周りからすごいと思われ、そう言われる。
↓
・自分ってすごいんだと思うし、そうなるように努力するようになる
↓
・結果すごいことができるようになる
この流れが繰り返し起きてきます。
これってすごいことだと思うんですよね。
逆にこれって優秀と言われる大学に入らないと起きない現象です。
これが優秀な人が相対的に多くなる理由です。
まとめ
以上が学歴があった方がいい理由になります。
とりあえず、大学に行っとけば、今の日本において間違いはないということです。
そして僕は、ぜひ、自分に目標がないと思う人ほど、学歴の高い大学に行って欲しいと思います。
自分が料理人になるとか、サッカー選手になるとか明確な目標がある人は別に行く必要ないと思いますよ。
ただほとんどの人がそんな目標ってないと思うんですよね。
(だいたい一時の気の迷いが多い気がします)
大学にその目標を見つけに行くというのも立派な大学に行く目的だと私は思いますし、周りのレベルが高いほどその目標が見つけやすく、目標のレベルや精度も上がると思うんで。
学生の皆さんは嫌かもしれませんが、結構たくさんの人が通る一度しかない道なので、ぜひ悔いのないようやってほしいと思います。