このブログを見ていただいている人はご存知かもしれませんが、僕は都内のハウスメーカー系一部上場企業に勤務しています。
僕も30歳になり、まわりがちらほら結婚しだすと、自然とマイホームのことを考える人が周りにも増えてきます。
マイホームって確かに男の夢なところもあるし、女性からしても自分の理想の住宅を持てるっていう意味では憧れるものかもしれません。
ただ僕もハウスメーカー社員としてかれこれ8年ほど勤めてきましたが、全員が全員にオススメできるものではありません。
実際家を建てて不幸になった家族も間近で見てきています。
だからこそ、どんな人にマイホームは向いていないか、ここで書いておこうと思います。
マイホームってあくまで家族が幸せになるためのものだから。
不幸になるものだったら絶対にやめたほうがいいからね。
マイホームを建てて不幸になる人・・・
① 見栄で家を建てる精神性の人
こういう人って本当にいるの?って思うじゃないですか?
でも結構な割合でいるんですよ。
まあ30歳超えて、周りが建てだすと、自分だけ建ててないっていうのが恥ずかしくなってくるんですかね。
でもこういう人は絶対に建てたらダメです。
なぜなら自分の身の丈に合っていない家を建ててしまうから。
それだったらまだローンが通らなくて建てれない方がマシですよ。
住宅ローンいくら金利が安いとはいっても、借金は借金だからね。
住宅ローンで借りれるだけ借りるっていう精神性のサラリーマンはやばいよ。
戦略があるなら良いけどね。
②ずっと今の仕事がある前提で家を建てる人
これは非常に多いです。
いるんですよね。
最低でも今と同じ収入が続き、これから収入が右肩上がりで上がるだろうって安易に考えている人が。
昭和のような企業体系、雇用体系ならいいですけど、今はそんな時代じゃありません。
様々な技術革新により1年先すら読めないのに、住宅ローンで35年ローン組むとか正気の沙汰じゃないよ。
サラリーマンで幸せに家を建てたかったら、まずは500万くらいは貯金しましょう。
普通に頑張れば、3年くらいでこれは貯金できます。
③ 夫婦、親族間で話し合いが出来ていない人
これが一番多いです。
特に夫婦間の隠している借金とかね。
もうね。
家を建てるんだったら、お互いのパートナーなんだから恥ずかしいことも全部話しましょう。
特に共働きで二人の収入合計でローンを組む場合は絶対にバレます。
こういう隠し事をしていたばっかりに家を建てて幸せな家庭を築くはずが、離婚になってしまうってことも実際にありますから。
これは不幸ですよ。
マイホームだけが幸せな形じゃない・・・
ぼくがこの記事を通して言いたいのは、マイホームが幸せのカタチではないってことです。
別に賃貸でもマンションでも幸せになれます。
むしろこれからどうなるかわからない時代、自由に身動きができる賃貸のほうが良いのかなとも思います。
そして子育てが終わった段階で小さい1000万くらいの家を建てるっていうね。
一番怖いのは自分の周りの狭い常識に振り回されて無思考で家を建てることですよ。
これが一番恐ろしいし不幸になる。
まだローン通らなくて建てれない方がマシ。
ハウスメーカーに勤めている社員だからこそ、一人でも多くの人に幸せな家を持ってほしくて書きました。
是非参考にしてもらえたらと思います。
では!!