社会人になってはや丸8年。
長いような短いような。
まあでも長いよね。小学生が大学生になるくらいの期間だからさ。
これだけ社会人としてサラリーマンをしているとまあ社会人あるあるみたいなことも経験します。
僕が入社してから言われた言葉で一番不思議に思うのはこれ。
「経営者視点をもて」
多分サラリーマンをしたことあるならみんな一度は言われた言葉じゃないでしょうか?
でもこれって根本的におかしくない?
経営者視点なんて持ちようがない
僕がサラリーマンをしてもっとも感じていること。
それは経営者視点なんて日本企業のシステム的に持ちようがないってことなんですよ。
なぜか?
それは全くといっていいほど、日本の企業には決裁権がないから。
これは一般社員だけに言えることじゃありません。
経営者以外全てに言えることなんですよ。
実際自分の周りの偉いと言われている部長とか課長とか本部長とか見てみてください。
自分で答えをその場で出し切れる人いますか?
ちなみにうちの会社には全くいません。
お前の決裁権の範囲だろっていう話も自分で判断できずに社長とかそっちの方に相談してから決めるんですよね。
これはまさに日本企業の膿でもある形だけの決裁権なんですよね。
規定集とかみたら10万円以内は自分の決裁権なんだから、自分で決めてもいいのに、それを勝手に使ったらなぜか上司に怒られる。
「なんで事前に報告しないんだ」ってね。
僕からしたら「なんで報告しなくちゃいけないの?」って感じだけど、これがまかり通るのが日本企業の怖さなんだよね。
そんな下で育った社員が経営者視線なんて持ちようがなくない?
だから経営者は経営者目線なんて社員に求めるな!!
だから僕が言いたいのはこれ。
経営者や会社の上層部は経営者目線なんてをはなから社員に求めるな!!ってこと。
社員に経営者目線を求めるならまずは社員一人一人に少なくてもいいから決裁権を与えてから言え!!
リッツカールトンみたいにさ。