努力。
日本人の大好きな言葉です。
みんな大好き少年ジャンプでも『努力』は一つのキーワードですね。
甲子園にしてもそう。
企業にしても。
日本人は世界中のだれよりも一生懸命練習しています。それこそ寝る間、遊ぶ間を惜しんでね。
ただ試合が始まるとどうでしょう?
日本人が世界的に優位に立つこと、勝負に勝つことって本当に少ない。
特に経済、企業に関してはズタボロですね。この勝負に完敗といっても過言ではないでしょう。
世界中のだれよりも真面目でだれよりも努力しているのにですよ。
これは悲しいよね。
けどだからこそ日本は努力第一主義から脱却しなきゃいけないんだよね。
努力がゴールになっている日本人・・・
僕も海外に在住経験あるんで分かるんですが、日本人ほど努力を評価する国民ってないと思います。
僕が海外に在住して学校に通っていたときに感じたことです。
どんなに勉強を頑張っていたとしても成果を出さなければ容赦なく、成績は悪い。
どんだけ頑張っていても結果がでなければ関係ないんだよね。
日本人って頑張っている姿が好きじゃないですか。たとえどんなにそいつが無能でも汗して頑張っていたら評価しようとする。
これが日本人が経済という利益競争という非情な競争の中で戦えない一番大きな要因だよね。
利益を出すより、頑張ることを目標に企業が動いているんだから。
昔はそれでよかったけど・・・
こんな風になった一番の要因は戦後の働き方にあるんだよね。
今の50代以上っていうのはひたすら努力するやり方で成果を出せたんですよ。
どんなに無能でもひたすら頑張れば成果が出せたんです。
どういうことか?
昔は今みたいに機械、ロボットが発展していなかった。
だからこそ、日本人は自らがロボットになることを選んだ。
自分を殺してひたすら努力することで世界が寝ている間もひたすら生産した。
だからバブル経済のように日本人はあの時代は世界では優位に戦えた。
けど日本人がロボットのように働いている間、アメリカを始めとして海外ではなにが起こっていたか。
ロボットを作る側に回ったんだよね。
いかに人間が働かなくても働いてくれるかのシステム作りを行った。
だから今日本は圧倒的に負けているんだよね。
だってロボットに敵うわけないじゃん。向こうは飲まず食わずで不眠不休で働けるんだから。
ロボットになった日本人と、ロボットを作った外国人の違いだよね。
上がいなくならないと変わらないのかな・・・
仕事をしていて感じるのはやっぱりロボット時代を生き抜いてきた上司がいるとこれは上手くいきづらいよねってこと。
特に日本は国の偉いさんがみんなこんな感じだから、民間がいかに頑張っても国が全然効率よく仕事をしない風潮がある。
ここらへんを考えるとやっぱり上が総入れ替えになる20年後くらいが一つの目安なのかな。
それまでは日本はずっと負けっぱなしの敗戦国としていきていくしかないよね。
そんな時代がくるのかな。
では!!