業務改善。
どこの企業でも聞く言葉だと思います。
効率化、効率化って毎日のようにどこかで聞いている気がします。
業務の効率化ってまずはやらなくて良いことを洗い出して、それを無くすことから始まると思うんだけど、日本の上層部って本当にこれを嫌がるよね。
令和の時代になってもこれはなかなか変わらないのかもな。
『業務を減らす、無くす=暇になる』って考えているうちはいつまでたっても効率化なんてできないよね。
まずは減らすことが効率化の第一歩・・・
業務において一番だいじなのは何を増やすかじゃないんですよ。
何を減らすかってことだと思う。
それが効率化への第一歩なのは間違いない。
人間の業務の能力ってよっぽどの専門職じゃない限りそんなに大差ないんだから。
まずはいらないことを減らして、そこから必要なことを抽出するっていうのが一番大事。
日本の企業ではここでつまずくことが本当に多いって感じる。
若手が改善案をだしても、『業務を無くす』この言葉に拒否反応を感じる50代以上って本当に多い。
っていうか楽、暇になることの何がだめなの?・・・
そもそも思っているのが、なんで楽、暇になるのが駄目なのってこと。
企業なんて利益をだして、それが合法でさえあれば、なんでも良いわけでしょ。
一番の理想は寝ててもお金が入ってくるシステムを構築することだよね。
まあこれは一番の理想だけど、これはなかなか難しいよね。
けど暇になって同じ利益ならそっちの方がいいじゃん。
っていうか残業代も減らせるわけだから利益が上がる可能性だってある。
それの何が駄目なの?
昭和脳の人は遊びながら、寝ながらお金を稼ぐっていうこと自体が悪だと決めつけている風潮さえあるよね。
これが一番の害悪だなって思う。
効率化したらオジサンはクビになる・・・
あと日本の効率化の盲点って、効率化していくとオジサンの仕事ってなくなるんですよ。
だってそうでしょ。
PCやスマホさえろくに使えないオジサンが上にいるんだから。
効率化の要がITなのはいうまでもない話だし。
オジサンはこれが嫌で効率化、暇になることを恐れているんじゃないかなとさえ思うよね。
上層部の常套文句は何かあった時どうする?
あと効率化で業務をなくすっていう案をだしたとき、オジサンがいう言葉で最もおおい一つが『何かあったらどうする?』
そんなんなにか起こった時に考えよーよ。
めったに起こらない何年かに1回、10年に1回のときのためにずっとその仕事をするのはバカバカしすぎる。
まだそれが顧客に迷惑をかけるっていうものならわかる。
けど社内のこととかどうにでもなるじゃん。
そこらへんを柔軟に考えれない大人は痛いよね。
まだまだ時間はかかる・・・
本当の意味で効率化はまだまだ時間がかかるだろうな。
令和という時代になったんだからもうちょっと柔軟な考えができると良いのにな。
それが叶う頃には僕はオジサンで仕事を辞めていたいなって思う次第です。
では!!